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同じく、

[ 1998/10/16 の愛媛新聞に載ってる 県職員や県職員 OB への取材記事から ]


県職員やその関係者は、今回の疑惑事件をどう思っているのか？ をひろってみる。




[ 県職員の間での専らの見方や幹部経験のある OB の話として ]

  職員が自発的にやったとは考えられない。

  選挙というヘタをすれば身分にかかわる問題を、一職員だけの判断で、県庁内で扱う
  ことは、常識的に無理。

  暗黙にせよ、明示にせよ、上からの何らかの示唆があったと考えるのが自然だろう。



上ってのは、具体的に言うと、どこなんだろ？

報道では、問題の部屋から逃げ去ったのは、一応、県の幹部職員らしいんだけどね。

それに対して、示唆できる上の方の人間っつうのは、一体、誰なんだろか？

まさか、名簿整理を頼んだ県職員 OB ってことは、ないだろうよ、なぁ。

ケンチョ〜、ソシキ、タイヘン、タイヘン、ムズカシ、デェ〜ス。

チミ、モ〜リョ〜、セカイ、デェ〜ス。




[ 課長級職員と係長級職員の話として ]

  電話一本で部屋を借りたというが、申込書を提出しないままで済ませているというの
  は、通常あり得ない。

  部屋を借りることについて、何らかの暗黙の了解があったのではないか？



つまりは、記録に残したくない、ってことだろな。

情報公開で突っ込まれたら、たまらんモンなぁ。




[ 複数の職員の話として ]

  当該幹部職員が、前回の知事選でも、選挙担当窓口として、地方局などに指示を出し
  たり、連絡したりして、選挙情報などを集めていた。

  当時、職員の間では、彼が 特命 を受けているとの認識だった。



ってあのなぁ、要するに、確信犯じゃねぇか。

どこが、政治的意図のない個人的行為なのじゃ。

ちと、わしに判るように説明してみ、ほれ。




[ 係長級職員と課長級職員の話として ]

  県庁の体質にそういう素地があったという点が問題。前知事時代から、今までは圧倒
  的に現職優位だったから、職員の感覚もまひしている面があった。

  トカゲのしっぽ切りでは、やった者がバカを見るだけ。間違いが起きたら、だれも、
  面倒見てくれない。選挙には触らないのが一番だと、職員間で話し合っている。



ひぇ〜〜〜〜〜〜。完全にズレとる。おまえらは、地方公務員評論家か？

とても、役職持ってる連中の発言とは、思えん。あ、あ、悪夢じゃ〜〜。





[ 管理職職員の夫人が行なう後援会入会の勧誘行為について ]

# 地方局単位などで、夫人を対象にした会合が開かれ、後援会入会申し込み名簿が数枚
# ずつ配られている。
#
# 県職員の妻なら、後援会入会勧誘行為も、公選法に触れない。


蛇の道は、ヘビってやつでしょうかねぇ？



  形式上は、夫人たちが、自発的にやっているというものだが、実際は、自分の夫が、
  不利益を被ったらいけないので、仕方なしにやっている人が多い。



なかなか、古風な価値観をお持ちの奥方様のようで。公務員の離婚率って低いのかな？







さて、今回の一連の県側の対応に関して、


  一職員に責任を押しつけることでは、問題は解決しない。県として、一定の責任を認
  めて、頭を下げないと、収まりがつかない。


とする声が、職員の間でも出ているそうな。



わし、その感覚が大事なんだと思うけどさ。


やっと、人語が聞けたような気がするなぁ。

県庁には、ヒトの言葉を話すヤツは、全然いないのかと思っちゃった。