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From: Akitaka HOSOMI <hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: Re: 多様性を容認する社会を形成できるか。Vol.2
Date: 1998/08/11 05:51:24
Reference: free/00181

8月8日に、よっぱらいさんは書きました。

>( HO + SO ) / 3(MI) じゃ割り切れない可能性が高そうですね。
>これは失礼いたしました。


 3 = MI ってのは、おいしすぎるネタだったかな〜。


>また、カタストロフィーを象徴するかもの事件が出ましたね。
>この、和歌山のカレー事件のような犯罪がいつ、どこででも起こる可能性があるわけです。
>まだこの事件は犯人像がわかりませんが、犯人は常習犯ではなく、一流企業に勤める、
>「普段はまじめなひとで、信じれないこと、」というようなニュースが、まったく不思議ではない、
>この異常さに慣れてしまった時代なのです。
>
>目先の経済はもちろんのこと、日本再生には倫理面でも新機軸を必要としているのでは。


これに続いて、なんだか新潟でも一騒動あったようで、外では、イスラム聖域解放軍なんて
のが、爆弾テロを起こした上に、アメリカ人の無差別殺害を叫んでるようだし .....


  Give Peace A Chance なんて古い言葉は、こいつらには届かないのだろうか?



>第一世代の身近なコンピュター(パソコン等)に興味を持った人は、論理(プログラム)の可能性に
>挑戦したりとか、ルール(OS、プログラミング言語等)あり方とかの理想を追ってきたのでしょうね。
>この視点から、今の時代を見ると崩れる方向にある、ことは明らかかでしょう。
>
>プログラムという生産物は一般の工業生産物とは違い、生産に携わる「人」の絶対的な影響を受けるわけ
>です。
>
>ここには、「人」が「機械」に使われるという、チャップリンとは違う新たな文明世界が存在します。
>
>このあたりの新文明領域を経験した人と、産業革命からの工業化社会(近代科学)を絶対視する人の間で、
>ある種の文明ギャップが多くあるように思います。
>
>このギャップを埋めることがイノベーション(新機軸)の一端を担うのではないか等と思っています。


チャップリンの表現した悪夢は、なんとか避けて通れそうな気がするのですが、新世紀
ブラジル風のタチの悪い現実が、そのまま、グローバルに起こってそうな気もするので、
いけませんね。

今の人類には、心のイノベーションが必要ってことかな。



>>ケインズ教団は、無限ループが好き。
>>
>># プログラマなら、まず、しないよね、そんなこと。
>>
>
>たしかに、気がつくのが遅れたということでも、最終的な公債の発行額と、その経済効果と、
>長期的上昇期へいつ移行できるか、を公表すべきでしょうね。
>
>これはケインズ一辺倒では無理ではないでしょうか。
>イノベーションというのは姑息な経済手法では乗り越えることができない事を言うのです。


その通りですね。畑を耕して、種をまこうとしない人には、収穫の喜びなんてのは、実感
としてないのかも知れない。

# この手の人にとっては、嵐は天気予報の中のみで、与えられた仕事を定時までこなしたら、
# それで過ぎ去るモノなのかも知れないです。

守るべきモノがあって、初めて、出せる力もあるでしょうし、開き直ることだって、自然に
できるでしょうから、実際に、自分なりの夢の種をまいてみてはどうでしょうね。


自分と違う他を認めるということは、決して、自分が平均値であることに安心するという
ことではなく、他との間にある ' 異なり '自体が、動きを生み出す潜在的なポテンシャ
ルであることに気づくということですから、これに対してほんの少し、力を加えてやれば、
当人なりのイノベーションというものは、必ず起こせるのではないでしょうか?

本気で、一歩を踏み出す勇気が必要なんだろうな、きっと。



>>近頃の情報の伝達速度などを考えると、ローカルな若者達が持ってる気質や文化の
>>独自性を維持できるのも、時間の問題かも知れない、などと少し心配してます。
>>
>>時間的な遅れや情報欠損による変質はあるものの、政治とは少し様相の違うコピー
>>なのではないか?なんて、多少、疑いを持ってますけど。
>>
>
>
>多くの方が、もう間に合わないのでは、言われます。
>日本ではこうのとりが絶滅しましたが、絶滅寸前種ではありますがどうでしょうか。
>SOHO族なんてのはひょっとすると、多様性の芽なのかも。


今の SOHO 族の 70% は、他人の言うことを全く聞かない連中なのではなかろうか ....

# そんな、まさか ! ね。



>再掲ですが、
>最終的な公債の発行額と、その経済効果と、長期的上昇期へいつ移行できるか、を公表す
>べきでしょうね。
>今がチャンスであることを、明確にすれば良いだけなんですがね。


大ドンデン返し、絶妙の一手 ! なんてのが、オセロやチェスには、必ずあるんだけどなぁ。

# 先読みもなく、赤字国債を前提にした減税策で回復するような日本経済だったら、
# これは、一体、なんなのだろうか。