新規記事投稿 フォロー記事投稿 記事のキャンセル
From: よっぱらい <siraisi@cavin.co.jp>
Subject: Re: 多様性社会を形成できるか?Vol.1
Date: 1998/06/30 00:26:37
Reference: free/00155

6月29日に、Akitaka HOSOMIさんは書きました。

>6月26日に、よっぱらいさんは書きました。
>
>>さて、国語審議会が標準自体試案を発表したと新聞記事にありました。
>>「康煕書体」を基準とする字体です。
>>当然これに対する賛否はあるでしょう。
>
>しっかり、あったりするんですよね。これが、また、ブリブリっと。
>

インターネット上ではずいぶんいろいろな評価があるようですね。
私は「康煕書体」なるものの生い立ちをよく知らないのですが、
 国語審議会(続) 
とかHOSOMIさん推薦の
ほら貝:文字コード 
とかもう少し読む時間がほしいものです。

>
>>しかし、賛否を論じる際に必ずどちらかへの統一の議論となりますね。
>>はて、どうしても一つでなければならないのか?
>
>正義なんぞは、いくらでも道端に転がってるうえに、みんな、各人各様の
>正義を持ってたりもするわけです。そんなこんなで、他人から教えられた
>正義を振りかざしてみたところで、それは、相手には通じない正義だった
>りもします。
>

そのとおり、面白いもので人間というのは自分の都合の好いように考えを組
み立てますからね。
"蟹は甲羅に似せて穴を掘る"ってとこかな。
今の私もその典型かも知れませんね。
Akitaka HOSOMIさんの余裕を見習いたいものだ。

>で、二つの正義が共存するには、どうすべきか?、という問題は、常に、
>残ったりもするわけですね。
>

そうなんですよね。正義の共存は結構なことです。
しかし正義などという高度な問題は別にして、正義以前に明らかに現実に黒が白になり
白が黒にできる社会が存在するわけで、正義の共存はもう少し先の話かな。
もう少し日本の社会はまともかと思っていました。
やはりわたしゃ万年少年かも、情けない話。
もう絶望はしないけれども、ばかばかしさが先に立ってきましたね。

>
>>今回の問題は所管当事者のメンツ云々とかかれていますが、まともな
>>筋のある(?)理論であれば共存もいいのではないのかな。
>>学力評価のための統一ならぼちぼち終わりにしなくっちゃ。
>
>生き残りを賭けたハルマゲドンってのも、一つの解決法だし、互いに認
>め合って、他を許し合うというのも、一つの手でしょうね。
>

ハルマゲドンと言う正義というのもあったのでしょうね。
あれだけの人が動いたのですから。
ひょっとすると、私は古典的善悪観を普遍のものと考えている節があるようですが、
こりゃ浦島太郎なんでしょうね。
今がカタストロフの時代と思うくらいですからね。
普遍の概念が崩れていく、普遍は不変ではないようですね。

>どちらにせよ、自覚した大人として、本人自身が行動すれば良いのだと
>思いますよ。
>

さてさて、それしかないでしょうね。
それぞれの個人はその個体としては不変でしょうから。

>
>>多くの人間を機械のごとく扱って一部の人間が人間でごとくあるような
>>時代はそうはつづかない。
>>しかしそれでも気にならない人がいる。
>>
>>目を覚ませ貴方は人間だといいたくなるが、いうと差別用語のようで恐い。
>>「自覚(アイデンティティ)よ目覚めよ!」とこっそり思うだけ。
>
>残念なことに、それらは、本人が自分で選択していることでもあります。
>

なるほどそういう事なんでしょうね。
しかしHOSOMIさんの説明は説得力がありますね。
おかげですこし目の前の現実から離れて考えることができるようになりました。

>
>>そろそろ、自立した自由な個人を認めるようにならないと世界には通じない。
>>ワンゴールはここにある。
>>JAPONがんばれ!きょうこそゴール!
>
>一人で放っぽり出されて、死ぬような目に合わないと、本来の自立はできない
>のかも知れないなぁ。

そうでしょうね。
たぶん現在をコンドラチェフのサイクルの底と仮定すると過去には戦争以外で解決したことはないでしょうから。
しかし、戦なしでこれを越えれれば新しい解決法を見つけたことになるのですが。
(明治からは世界の中に入っていたんでしょうね。やっとグローバル社会というのが理解できてきたということかな。)
ただ、循環せずにこのまま落ちていくというのも西洋社会の歴史にはありますからね。
私はやっぱりここはイノベーションしかないと思うのですがね。
これは次の時代に歴史が証明するしかないですからね。
どちらにしてもケインズ限界論は真実味がありますね。
(コンドラチェフの経験がないものね。チキン・ジュグラーには通用するかも)
(1973から74をピークに1975年からの赤字国債でもった社会ですから。
24-25年かけた借金は返すのにどのくらいの時間がかかるんだろ。)
どこかに75年からの各年度の赤字国債発行額はないでしょうかね。
あればきれいな循環線が描けると思うのですが。(ケインズの限界も)
1945までを底にして1973-74をピークに90−2000を底にここから落ちるか上がるかが問題かな。
もうわたしゃどちらでもよくなってきた。なんでも受け入れちゃう。

>
>フランスの TV は、日本代表を経験不足と表したそうですが、ワールドカップ
>って、大人でありながら自立できない日本の、姿見みたいなモンだったのかも。
>
>経験不足っていうことは、イイところのボンボンってことですよね。
>

少なくともGet能力が低いことは証明されたように思いますね。
しかし、豊かな日本の証明ともいえますね。

>
>>自由な人間を子供のごとく扱って一部の姑息な人間が大人であるようなごとき迷信がとおる時代はそうはつづかない。
>
>だから、ビル・ゲイツを愛媛県知事にしましょうよ、って。あ、これは、あん
>まし、関係ないのかな。
>

文章に誤りがありました。以下に訂正させていただきます。

訂正:
誤 「迷信がとおる時代はそうはつづかない。」
正 「迷信がとおる時代は続くかもしれない」

>
>>もらい物の上等のナポレオンでよっぱらい ウィ!
>
>次回 Vol.2 ってのもあるのですか?

少し休憩いたします。
それから長考さしてくださいませ。

>
>自分の正義を振りかざす正義の味方は掃いて捨てるほどいるが、夢や希望を
>与える使徒になれる者は、ほとんど、いないのかも。

この辺を日本(世界?)有数のソフト地帯にしてよ。
わたしゃもうすぐダウンだわ。

>
>参院選の投票率が、ワールドカップ中継の視聴率を下回っていたら、思いっ
>きり、笑ってしまいそうだけど。

笑わなくても日本対アルゼンチン戦の賭けよりも確立は高いでしょ。