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From: Akitaka HOSOMI
<hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: 当世ドライバ事情
Date: 1999/05/31 02:35:58
うぅ〜〜ん ... 、痒いところに手が届きそうで届かんというのは、タイヘンもどかしい。
DOS 、Win 98 、Win NT 、Linux 。
これらは、ドライバから見た場合、然程の違いが無い。カーネル部が要求し、ドライバ側
で、お膳立てをせねばならないフレームワークや行儀作法などは、殆ど、一緒である。
しかも、ドライバを書くための言語としては、( 有り難いことに ) C が、まず、共通で
使える。
また、わりと下位の階層だから、ややこしい GUI インターフェイスの洗礼を受けること
も無い。
さらには、デバイスを制御するために書かにゃならんコードは、全く同じモノである。
( まぁ、これは、ドライバが対象としてるハードウェアが同じなんだから、当然だ )
これほど至れりつくせりの好条件が揃っていながら、なぜ、アプリケーションよりも先に、
Write Once , Run Anywhere
ってのが、ドライバレベルで提供されてないのかしらん?
それ相応に書いてやれば、多少の修正でインプリメント可能とは言うものの、二度手間、
三度手間、四度手間には違いなく、効率が悪い。
最近のシステムは、マシン固有のハードウェアに依存する部分をかなり覆い隠してくれる
から、なんとかなりそうな気もするんだけどなぁ ....
ほら異教徒を見つけたぁの、それ宗教裁判だぁ、邪教だぁ、異端者は全員、磔の刑にして
くれるぅ、のと、そういうのには慣れっこであるが、ぬわぁ〜〜、痛痒い、もどかしい。