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From: 夢見鳥
<siraisi@cavin.cojp>
Subject: 送る言葉
Date: 2007/09/23 00:52:02
先輩も困られたと思います。
「普遍」さえも理解できない学生がマンモス化した学校から出ることは
経験範囲の外にあったのだろうか。
(平成十二年三月二十八日)東京大学総長蓮實重彦
平成十二年 卒業式における総長告辞より
(知性)とは、他者との遭遇でみずからを変化せしめる社会的な柔軟
さにほかなりません。わたくしは、あなたがたに、そうした柔軟さを発
揮する機会が幾度となく訪れることを祈っています。わたくしは、いま、
心からそう祈っております。とりわけ、学士の品質保証期間を遥かにす
ぎたあなたがたの先輩のごく一部が、官僚としての(知性)をかいた振
舞いで社会的な非難の的となることもないではない今日、心からそう祈
らずにはおれません。
(昭和三十九年三月二十八日) 東京大学学長大河内一男
(東大第九十回卒業式告辞原稿より )
「ふとったブタよりは、やせたソクラテスになりたい、という言葉が
ある。諸君がそのように決意をした時、日本はほんとうにいい国になる」。