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From: 夢見鳥
<siraisi@cavin.co.jp>
Subject: CAVIN元年と旅人
Date: 1999/08/02 15:28:10
初代店長さんの記事を見てCAVIN元年を思い出しました。
あれは昭和60年の春の出来事でした。
当時もまた一つの不況の局面でしたね。
何人かの人でジャズ喫茶とロック喫茶のあるビルの2階の一角で
全てが手作りのパソコンショップが産声を上げました。
オープン頃には目の前の松山城の桜が満開のころで花見が開店の
祝いだったと思います。
元気なパソコン趣味人の溜まり場の様相でよく色々な情報が集ま
り随分と勉強になった事を思い出します。
皆で店が何時まで続くかというような話しをしていましたが、1
月が経つと3カ月は続くかも?という話しが出て3ヶ月経つと、
ひょっとすると半年といい、一年といいソフトを作りながら存え
て、おまけにこの年にはあの阪神が優勝するという常とは違う時
代の中でショップとして認知されてゆく年でした。
今でもあの店がなぜ続いたのか?「あれはお客さんが続かせた?」
不思議な出来事でしたね。
兎にも角にも初代店長さん他つわものどもが集っての新しい形の
店ができた頃でした。
高知の仕事はその中でも色々と出来事の多い仕事でしたね。
ちなみに高知は酒の都という事で大いに期待をしてホテルの近く
の屋台で地元の人と飲んでおりました。
初代店長さんの「CAVIN元年」はまだ続きそうですね。忘れ
かけた時代を思い出して楽しませていただいております。
突然話しが旅に飛びますが、高知を含め、私の旅の楽しみはチャ
ンスがあれば尋ねた地方(場所)の文化に触れる事でござんす。
旅では古今を問わず建物、風景から文化の匂いを静かに感じる事
ができますが何といっても其処に「人」が入って始めてそれらの
風景と交わってその地方の生きた文化を知る事ができるようです。
ではその地方で「人」に触れる丸秘手法を伝授しよう。
1.その地方の各駅停車の電車(列車)に乗って通勤や通学、家族
の言葉の方言やイントネーションに気をつけながら話しを聞いたり
する事で文化ふれることができます。また、身なりを注意して拝見
するとその地域の気候までも伝わってきます。
2.大衆飲み屋で主人や客と話しをすると飾らないその土地の文化
の味わいが伝わってくるのであります。
(私の個人的趣味とも一致するのがまた嬉しい)
早い話しが誰とでもチャンスがあれば話すに限るちゅうことです。
大事なのは飾っちゃぁいけない、これがコツ。
これでわたしは日本を旅するわけでございます。