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[ 1998/10/28 TV 報道から ]

県議会各党派代表者会議で、今回の県職員による選挙支援疑惑に関し、副知事が県側の
見解を説明し、陳謝したとのこと。



この時の県側の見解も、大まかに、従来の主張の繰り返しで、

  1. 県職員の行為は、施設の目的外使用であり、地方自治法違反である。

ただし、

  2. 政治的意図のない個人的行為であるから、地方公務員法や公職選挙法には、
     触れない。

とのことである。



で、1. については、疑惑事件を引き起こした当該幹部職員( 県の土木部だそうな )は、
文書訓告処分、さらに、管理責任のある 3 部署の責任者に対して、厳重注意処分、と
いう県側の発表だった。



当然、議会側としては、県側の示した 2. の認識について異論が出ており、議会側の態
度を統一するため、一旦、各部会に持ちかえって、再度、代表者会議で協議することに
したという。

また、副知事の陳謝表明ではなく、県民に対する知事本人のコメントを希望する意見も
代表者会議では出ていた。


# まぁ、そういう意見が出るのも、当然なんだけど、相手は、県庁組/組長なんだから、
# お膳立ての出来た手打ちの時にしか、顔は出さないと思うよ。県民に対して申し訳な
# いなんて、全然、考えてはいないようだモンね。



なにゆえ、県側は、素直に、地方公務員法違反を認めないのかね？

# それで、簡単に、しっかりと、筋が通るのにさ。

庁舎内での公務員の行為は、通常、個人的行為とはみなされない( 公務として扱われる
ってことだ )のだし、その点、地方公務員法に、しっかりと引っかかるように思うんだ
けどね、わし。

必ず、勝手な解釈つけて、ゆがめちゃうヤツがいるんだよね、こういうのって。玉ぐし
料訴訟の時も、そんな感じだったしさ。



議会側は、手ぬるいぞぉ〜〜 ! こんなデタラメな県側の対応を許しちゃいかん ! って。